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webマーケティングの重要性とは?メリットや戦略の流れについて簡単解説!

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はじめに:webマーケティングの重要性とは?

突然ですが、webマーケティングを行う重要性とは何でしょうか。

マーケティングなら聞いたことあるけどwebマーケティングはどういうものなの?

そもそもwebマーケティングに取り組むとどんな良いことがあるの?

実際に個人や企業のサイトwebマーケティングを行った経験がある人でなければこういった質問に答えるのは難しいかもしれません。

この記事ではwebマーケティングの重要性について紹介します。

  • そもそもwebマーケティングとはどのようなものか
  • webマーケティングを行うメリット
  • webマーケティングの流れ

具体的にはこれらの点を簡単に解説していきます。

これからwebマーケターへの転職を考えている人、自社のwebマーケティングを任された人、自分でサイトを運営している人など事情は様々かと思いますが、一つずつ見ていきましょう。

webマーケティングとは

Google検索

そもそもwebマーケティングとは何を指すのでしょうか。

webマーケティングとは、webサイトやwebサービスで行われるマーケティングのことです。

そもそもマーケティングは「モノが売れる仕組みを作る」ための活動を意味しており、有名な経営学者であるドラッカーによれば「マーケティングの理想は販売を不要にすること」と言われています。

つまり、webマーケティングでは「インターネット上でモノが売れる仕組みを作ること」と言い換えることもできます。

より具体的な例として、webマーケティングは以下のような結果を目的として行われます。

webマーケティングの目的

商品・サービスの認知、購入、サイトやサービスの登録者獲得

これらの目的を達成するために戦略を考えますが、webマーケティングではそれらの結果が全て数値でわかるというのが特徴です。

これはサイトに訪問した人の数や実際に購入した人の数をデータとして集めることができ、施策の効果検証がしやすいためです。

また、もう一つの特徴としてターゲットとなる消費者は普段からネットを利用している人であるということも挙げられます。

ネットユーザーの特徴としては

  • 目的が明確(自分から検索してwebサイトを見ているため)
  • 比較を常に行う(複数のwebサイトを見比べて決定するため)
  • 斜め読みをする(素早く情報を手に入れようとするため)

このようなものが考えられ、webマーケティングではそれらの特徴も考慮することが重要です。

webマーケティングとデジタルマーケティングの違い

IoTでつながる様子

webマーケティングに近いものとしてデジタルマーケティングがありますが、これら二つはどのような違いがあるのでしょうか。

両者の違いを一言で言えば、「マーケティングで扱う範囲の広さ」です。

webマーケティングはwebサイトの範囲内で戦略を練りますが、デジタルマーケティングはデジタル技術やデジタルで得られるデータを活用して戦略を練るため範囲をオンラインに限定しません。

例えばIoTやビッグデータはデジタル技術を駆使するためデジタルマーケティングの範囲に入りますが、webマーケティングでは範囲外になります。

webマーケティングで取り扱うweb広告やSNSといった要素はもちろん全てデジタル技術にも関わるもののため、webマーケティングの範囲は全てデジタルマーケティングにも含まれています。

webマーケティングの重要性

イエスマン

webマーケティングがどういうものかはわかったけど、なんで大事なの?

このように考える人もいるかと思いますが、webマーケティングが重要である理由はたくさんあります。

以下にてwebマーケティングが重要である3つの理由を紹介します。

webマーケティングの重要性1:インターネットの普及

まず、webマーケティングの重要性を裏付けるものとしてインターネットが普及しているという社会的背景があります。

現代では誰もがスマホやPCを持ち、気になることがあればネットですぐに調べられるようになっています。

皆さんも自分の趣味や娯楽のものを買うときに事前にネットでクチコミを調べたり類似商品を比較したりした経験があるのではないでしょうか。

事実として、趣味や娯楽に関する情報を得るためのメディアとして20代の68%、30代の66%、40代では73%もの人がインターネットを使うと回答しています(参考:総務省)。

情報収集→比較・検討→購入

商品を買うまでの流れとして上のような経路を辿ることが多いですが、今ではこのプロセスの全てをオンライン上で行うことができるようになっています。

このように、OMO(下記解説参照)とも呼ばれる現代社会では業種や地域に関係なくネットで情報発信をしていくことが求められます。

それゆえにどのように情報発信するのかを考えるwebマーケティングの重要性も増しています。

OMOとは

Online Merges with Offlineの略でオンラインとオフラインの境界線がなくなっている世界を指します。

例えば、一部の飲食店ではOMOが導入され、事前にモバイルで注文してから店頭で受け取り、支払いも端末で済ませられるようになっています。

このようにインターネット上(オフライン)でも店頭(オンライン)と同じようなサービス・商品を受けられるのがOMOの事例です。

webマーケティングの重要性2:Eコマースの拡大

webマーケティングが重要性を増している理由の二つ目として、Eコマース(電子商取引)市場の拡大が挙げられます。

経済産業省のデータによると2020年のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は、19.4 兆円となっており、前年比 7.65%増と拡大しています(参考:経済産業省)。

また、商取引がどの程度電子化されているかを示すEC化率はBtoC-EC で 6.76%、BtoB-EC で31.7%といずれも増加傾向にあります。

これらのデータからEコマースが進展していることがわかりますが、皆さんも普段の生活でネットショッピングやオンラインのフリーマーケットなどのサービスを使った経験があるかと思います。

1つ目で触れたインターネットの普及、そして2つ目のEコマースの進展から、消費者にとってインターネットでモノを買うことへの抵抗感がなくなっていることがわかります。

そして、これだけのお金が動きEC化率が高まっているということはそれだけ多くのECサイトが誕生し、競争性が高まっていることが想像できるかと思います。

数多くの通販サイトから消費者に自分のサイトを見つけてもらって購入や登録まで繋げることは難しく、その分webマーケティングの重要性も高まっています。

webマーケティングの重要性3:CXの高まり

webマーケティングが重要視されている3つ目の理由はCX(顧客体験)の高まりです。

CXとはCustomer Experienceの略で、消費者がモノやサービスを購入する前から実際に買った後までの全ての体験のことを指します。

  • 購入前:認知、情報収集、比較・検討
  • 購入後:取扱説明、体験、アフターサポート

例として購入前と購入後で考えられるCXには上記のようなものがあり、その内の多くがネットでも可能になっています。

そのため、一連の体験の中で増えている消費者との接点において最高の体験を届けられるかが重要となっています。

  • 情報収集:webサイトの情報は十分だったか?
  • 購入:webサイトでの購入までの流れはわかりやすいか?
  • アフターサポート:Q&Aは充実しているか?問い合わせ先の情報は十分か?

CXの例として、商品やサービスに良い印象を持ってもらうために上記のような点に気をつけたいものです。

消費者に必要な情報を届ける、快適に商品やサービスを購入できるようにする、繰り返し利用してもらえるようサポートする・・・これらもwebマーケティングで考えていくテーマになります。

そのため、CXを高めていくことが求められている現代社会では相乗的にwebマーケティングの考え方も重要性を増しています。

webマーケティングのメリット

Goodのサイン

webマーケティングは社会的な変化から重要性が増しているだけでなく、従来の手法に比べて多くのメリットがあることからも注目されています。

ここではwebマーケティングの主なメリットを4つ紹介します。

webマーケティングのメリット1:広範囲なターゲット

まず、webマーケティングでは広範囲にリーチできるのがメリットです。

インターネットの普及により全世界の人がオンラインの情報にアクセスできるようになっているため、地域による制限がないというのは大きな利点です。

さらに、地域的な制限だけでなく年齢の制限もありません。

従来のメディアであるTVやラジオは一部の地域で放送されていないものがあったり、さらに日本以外で放送されているものはほとんどないのではないでしょうか。

ターゲットが広範囲であれば施策も立てやすく、webマーケティングならではのメリットです。

webマーケティングのメリット2:細かいターゲティング

webマーケティングはリーチできる範囲が広いと同時に細かいターゲティングができるというのもメリットです。

インターネット上のユーザーの行動はデータとして管理することができ、年齢や性別、家族構成といった基本的な情報以外に趣味嗜好、どのような習性があるのかなども把握することができます。

これらの細かいデータを元に、ピンポイントで興味のある人だけに情報を届けられるのは効果の面で大きなメリットです。

ここでも従来のメディアと比較すると、新聞やTVは誰が読んだり見たりするのかを選ぶことはできず、どうしても幅広いターゲットに情報が届けられてしまいます。

多くの人に認知してもらえるのは良いですが、そこから行動を起こしてもらうためには細かいターゲティングが欠かせません。

そのためwebマーケティングではより効率良く情報を届けられると考えられます。

webマーケティングのメリット3:低コスト

webマーケティングは広告のコストを低く抑えられるというメリットもあります。

従来のマスメディアを利用した広告はまとまった金額がかかりますが、web上の広告は数万円程度から始められるものもあります。

インターネット回線とPCがあれば広告を打つ手続きも完了するため、新しく準備する設備などもありません。

広告を打って宣伝したいけど、あまりお金をかけずに始めたい・・・

このような悩みを持っている人にもwebマーケティングはぴったりの施策と言えるでしょう。

webマーケティングのメリット4:PDCAを回しやすい

最後に、webマーケティングはPDCAのサイクルが回しやすいというメリットもあります。

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を繰り返していくことで施策はより成功に近づきますが、webマーケティングではそれぞれのプロセスが比較的実践しやすくなっています。

例えばweb広告は効果をデータで計測できるため、施策の結果を評価するときもスムーズで正確に行うことができます。

施策を実行するときも、インターネット上の広告であれば素早く掲載を開始することができ、掲載後も内容を柔軟に変えていくことができます。

新聞や雑誌などの紙媒体であれば印刷や配送により実際に掲載されるまで時間がかかり、掲載後に内容を変更することも簡単ではありません。

この数値の確認方法と施策の実行スピードによって、webマーケティングではどんどんPDCAサイクルを回して効果改善を図ることができます。

webマーケティングのデメリット

落ち込んでいる男性

ここまでwebマーケティングの良いところばかり紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。

まず、スキルの習得に合わせてトレンドを常に把握する必要があるという点です。

web業界はトレンドの移り変わりが激しく、以前まで一般的だった手法も今は使われない、というケースはあります。

webマーケティングに使われるツールも日々新しいものが生まれているため、必要に応じて自分の知識ややり方をアップデートしていくことが求められます。

また、それに関連してある程度のノウハウや経験が必要とされるのもwebマーケティングのデメリットです。

記事の後半で具体的な施策や流れについて紹介しますが、その中には多くの専門用語が登場します。

これらを前提として理解しなければいけないため、まずは用語について勉強しなければいけないという手間があります。

最後に、知識やリテラシーがないと施策でトラブルを招く可能性があるというのもデメリットです。

インターネットの世界で情報発信をするにあたって常に気をつけたいのが「炎上」です。

web広告やサイトに書かれた情報の内容によっては、一部の人の反感を買い、それがたくさんの人に拡散されてしまう可能性があります。

これはネットの世界特有のもので、webマーケティングだけでなくオンラインで情報発信するときや意見を述べるときは意識しておく必要があります。

webマーケティングの歴史

図書館

webマーケティングの重要性をより深く理解するためには歴史も合わせて知っておく必要があります。

比較的新しい概念であるwebマーケティングですが、実は20年以上前から考え方自体は誕生しており、時代に合わせて形を変えているのです。

webマーケティングの歴史1:インターネット黎明期

1994年にアメリカの電話会社であるAT&Tが世界で初めてのバナー広告をweb上の雑誌に掲載し、これがwebマーケティングの始まりと考えられています。

この時期にも検索エンジンは存在しましたが、ディレクトリ型と呼ばれ、検索結果に表示させるために自分のサイトを登録する必要がありました。

webマーケティングの歴史2:SEOの誕生

1998年にGoogleによって新しい検索エンジンが発表され、検索に合致するサイトを自動的に探し出すという現在のスタイルが生まれました(ロボット型検索エンジン)。

それと同時に、webマーケティングの業界では検索結果の上位に表示させようとする施策であるSEOが注目されるようになりました。

webマーケティングの歴史3:ブログ・EC成長期

2000年代に入ると個人でもサイトを立ち上げられるようなサービスが続々と誕生し、ブログによる情報発信が盛んになりました。

ブログの数が増えるとともに、ブログに広告を掲載して成果が発生した際に報酬を受け取ることができるアフィリエイト広告も広まっていきました。

また、楽天市場やアマゾンなどのネットショッピングが盛んになっていったのもこの時期です。

webマーケティングの歴史4:SNSの流行

2005年からはTwitterやFacebookといったSNSが流行し、ブログよりも簡単に個人が情報発信できるツールとして普及しました。

日本国内でもユーザーが爆発的に増えたことを受け、webマーケティングではSNSに広告を掲載するという手法が知られるようになりました。

webマーケティングの歴史5:スマホ台頭期

2007年にiPhoneが登場して以来スマートフォンはあっという間に普及し、2010年頃からはスマホ台頭期として捉えられています。

この時期ではスマホで見やすいような画面のデザインや、アプリを活用したマーケティングの手法が幅広く知られるようになりました。

webマーケティングの流れ

階段を登っていく様子

webマーケティングの重要性や歴史について理解したところで、実際にどのような手順で行うのかを見ていきましょう。

戦略立案→集客→接客→アクション(購入・登録)

大まかな流れとしては上記のようになっており、それぞれのステップでどのようなことに取り組むのか紹介します。

webマーケティングの流れ1:戦略立案

まずはwebマーケティングの戦略、つまりどのような施策を打っていくのかを考えていきます。

施策を決定するにあたって、まずは下記のような情報を集めて現状を把握します。

  • ターゲット:年齢や性別、年収、情報との接し方、どのような悩みを抱えているか
  • 競合:自分のサイトと同じ検索結果に出てくるサイトの構成や内容
  • 自社:自社の強みや弱み(課題)、脅威やチャンスとなり得るもの

現状把握が済んだらカスタマージャーニーについて考えていきましょう。

認知→情報収集→比較・検討→購入

上記のように消費者が商品を知ってから購入に至るまでの道のりをカスタマージャーニーと呼びます。

  • 商品がそもそも知られていない→認知が課題
  • 商品の詳細について知られていない→情報収集が課題
  • 競合にシェアを取られている→比較・検討が課題
  • 認知度はあるが購入されない→購入が課題

上記の例を参考に、購入までのどのプロセスに課題があるのかを考えてみましょう。

具体的には、それぞれのプロセスでどれくらいの人が離脱したのか、逆にどれくらいの人が次のプロセスに進んだのかを数値で確認し、ボトルネックの部分を探します。

課題となっているプロセスがわかれば、それに沿った施策を打つことができるようになります。

webマーケティングの流れ2:集客施策

できるだけ多くの人にwebサイトを見てもらいたい!

webサイトを運営している人であれば誰しもがこのように考えているでしょう。

しかし、たくさんの人にサイトを訪れてもらう(集客する)ためにはどのような施策が必要なのでしょうか。

webマーケティングで一般的な主な施策を紹介します。

webマーケティングの集客施策1:SEO

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化と訳され、Googleなどの検索結果で自分のサイトが上位表示されるように内容を改善していくことを指します。

Googleの検索エンジンによるサイトの掲載順位は「ユーザーの検索意図を満たしているかどうか」などの要素によって決まっているとされています。

そのため、webサイトの情報を充実させてユーザーが他のサイトにいく必要がないようにしたり、サイト自体がユーザーにとって使いやすいものになるよう改善したりすることで上位掲載が目指せます。

SEOの施策についてはお金はかかりませんが、情報を充実させるなど上位表示されるようになるまでは手間と時間がかかるという側面もあります。

webマーケティングの集客施策2:リスティング広告

リスティング広告は検索連動型とも呼ばれ、GoogleやYahoo!などの検索結果に表示される広告を指します。

調べ物をしていて、検索結果画面の上部に「広告」や「Ad」と表示されているサイトを見たことがある人も多いかと思いますが、これはリスティング広告によって上位表示されているものです。

リスティング広告は指定したキーワードが検索された時に表示されるよう設定できるため、ピンポイントで広告掲載が可能な点がメリットです。

ただし、人気のキーワードはクリックされるための金額(クリック単価)が高くなる傾向があり、掲載費用がかさんでしまうのがデメリットです。

webマーケティングの集客施策3:アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、提携したブログなどに広告を掲載し、特定の成果(購入・登録)が出た時に報酬を支払うという仕組みのものです。

ASP(Affiliate Service Provider)に登録し、そこからアフィリエイターと呼ばれるブログ、サイト運営者が広告を選んで掲載します。

アフィリエイト広告は基本的に成果報酬型のため、実際に購入や登録をしてもらうまではお金がかからないというのがメリットです。

しかし、そもそもアフィリエイターに選ばれなければ掲載もされない、実際のサイトやブログでどのように紹介されているのか気を配らなければいけないという点には注意が必要です。

webマーケティングの集客施策4:アドネットワーク広告

アドネットワーク広告では複数の媒体にまとめて広告を掲載する手法のことを指します。

GoogleによるGoogleディスプレイネットワーク(GDN)、Yahoo!によるYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)などが知られており、これらのサービスを利用することでwebサイト、ソーシャルメディア、ブログなど複数のメディアで広告を配信できるようになります。

アドネットワーク広告を利用するメリットは大量の媒体で露出ができ、たくさんのトラフィック(流入)を見込めるという点です。

ただし、まとめて掲載されてしまうために細かいターゲティングができないというのがデメリットとして考えられます。

webマーケティングの集客施策5:SNS広告

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE

日常的にこれらのSNSを眺めている人もいるかと思いますが、それらの画面にも広告を出すことができます。

SNSのタイムライン画面で「広告」、「プロモーション」などの表記がついた投稿があればSNS広告である可能性が高いでしょう。

SNSは利用開始時にユーザーが年齢や性別などの個人情報を登録しており、それに基づいて配信が可能なため細かいターゲティングが可能というメリットがあります。

さらに、Twitterのリツイート機能に代表されるようにSNSはユーザーによる拡散が簡単にできるため、自分の広告も幅広く認知してもらえる可能性があります。

ただし、広告がユーザーにとって不快と思われた場合はネガティブなものとして拡散されてしまう(炎上してしまう)可能性もあるため要注意です。

ネイティブ広告

webページなどで通常のコンテンツに自然に織り交ぜられている広告をネイティブ広告と呼びます。

SNS広告もタイムライン画面の他の投稿と同じようなサイズ、形式で掲載されているため一見すると広告とは気づかれずに見てもらえる可能性があります。

リスティング広告でも他の検索結果と同様の形式で表示されていたり、サイト内のおすすめ記事の中に広告を混ぜて表示されていたりとネイティブ広告にも様々な種類があります。

webマーケティングの集客施策6:ソーシャルメディア対策

SNS上で自身のアカウントを作り、情報発信を行うというのも一つの手法です。

ソーシャルメディアマーケティング(SMM)とも呼ばれ、知っている企業やブランドの公式SNSアカウントを見たりフォローしたりした経験のある人も少なくないでしょう。

ソーシャルメディアでは簡単に情報発信が可能なだけでなく、フォロワーである消費者とコミュニケーションを取ることもできます。

コミュニケーションを通して直接ユーザーの声を聞くことができ、ファンを作ることもできるというのがメリットです。

デメリットとしては、SNS広告と同様に炎上のリスクが常につきまとうという点です。

担当者は誤った情報の発信や、不適切なコミュニケーションを避けるよう気をつける必要があります。

クチコミマーケティング

SNSと相関性が深い施策としてクチコミマーケティングがあります。

事実として商品やサービスの購入前にはクチコミを調べる人は多く、企業にとっては購入の背中を押してくれるようなクチコミをなるべく多く投稿してもらいたいものです。

クチコミマーケティングの具体的な施策としては、SNSで自社の商品に関するクチコミを投稿してもらえたユーザーに対してプロモーションを与えるなどのキャンペーンが考えられます。

SNSの拡散性を利用してクチコミを多くの人に見てもらい、そこから別の人のクチコミにも繋げられる可能性があるためSNSとクチコミの親和性は高いと言えるでしょう。

webマーケティングの集客施策7:ウェビナー

オンラインで行われるセミナーであるウェビナーもコロナ禍で注目を集めている施策です。

PCとインターネット環境さえあれば参加できるため、実際の会場でセミナーを開くよりも参加者のハードルを低くできるのがメリットです。

集客が簡単にでき、そこから自社の商品やサービスに興味を持ちそうな見込客(リード)を獲得するための有効な施策と言えます。

実際の会場を使わず、当日の受付に人材を割く必要もないためコストも浮かせることができます。

ただし、気軽に参加できるが故に離脱されてしまうことが多い、その後の商談に繋がりにくいというデメリットもあります。

webマーケティングの流れ3:接客施策(回遊施策)

自分のサイトまで誘導することができても、目的とするアクション(購入や登録)まで繋がらなければ意味がありません。

購入や登録といった消費者に取ってもらいたい行動、webサイトの最終的な成果をコンバージョン(CV)と呼びます。

集客施策によってサイトを訪れた人をコンバージョンに誘導するための接客施策について紹介します。

webマーケティングの接客施策1:LPO

LPOとはLanding Page Optimizationの略であり、ランディングページ最適化と訳されます。

広告をクリックして最初に開かれるページをランディングページ(LP)と呼び、多くの場合そのページから購入や登録といったコンバージョンに繋がる設計となっています。

LPOではページを訪れたユーザーが離脱しないよう以下のような点について改善します。

  • ページ全体は見やすい構成になっているか?
  • 商品やサービスのメリットは伝わりやすくなっているか?
  • CVへの導線は確保されているか?

ページを訪れたユーザーのうち、そのページだけを見て離脱してしまった人の割合を直帰率と呼びますが、LPOではこの直帰率を下げ、CVをあげていくことを目的としています。

webマーケティングの接客施策2:EFO

LPOとはEntry Form Optimizationの略であり、エントリーフォーム最適化と訳されます。

購入や登録の際にユーザーに個人情報をフォームに入力してもらうことがあるかと思いますが、その手間をなるべく減らしてCVに繋げやすくする施策のことを指します。

年齢、性別、メールアドレス、電話番号、住所、購入や登録の目的・・・入力項目が多すぎると登録しようという意欲が薄れてしまいますよね。

EFOではユーザーのCVを上げるために以下のような点を改善します。

  • 質問の内容は適切か
  • 入力の指示は的確で記入しやすいか
  • 質問項目は多すぎないか
  • アクションボタン(登録や購入を完了するボタン)はわかりやすいか

例えば郵便番号を入力すると住所が自動入力されるようなフォームがありますが、これもEFOの施策の一つです。

webマーケティングの接客施策3:web接客

web接客とは実際の店舗で消費者の質問に回答するように、サイト上でユーザーの問題を解決する施策を指します。

具体的にはページ上にチャットツールの画面を設け、担当者と直接やりとりができるようにするという方法が考えられます。

webサイトを見ていて「お困りのことはありませんか?」「ご質問はこちら」といった内容の表示と合わせてチャットの画面が出てきたという経験がある人も少なくないでしょう。

また、AI技術を駆使したチャットボットを設置するという方法もあります。

ユーザーからの質問に対して自動で応答することで、担当者を設置する手間をかけずにユーザーの疑問を解決することができます。

広告を見て商品に興味が出てwebサイトまで行ったけどよくわからない点があったので離脱してしまった・・・

web接客を導入することで上記のようなユーザーの離脱を防ぎ、CVに繋げやすくなります。

webマーケティングの流れ4:その他の施策

戦略立案→集客→接客→アクション(購入・登録)

前述した通り上記がユーザーの購入・登録までの主な経路となりますが、webマーケティングにはより細分化されたいくつかの施策があります。

集客、接客とは若干異なりますが、最終的なアクションに繋げるための施策を紹介します。

webマーケティングのその他の施策1:メールマーケティング

あらかじめリスト化されたユーザーに対してメールを送り、webサイトへの再訪問や購入などのアクションに繋げる施策をメールマーケティングと呼びます。

代表的なものとしてメルマガ(メールマガジン)があり、登録しているユーザー全体に向けて新商品やセールの情報を送ります。

事前に会員登録を済ませた(メールアドレスを把握している)ユーザー限定とはなりますが、全体に向けてアプローチをかけることができるというメリットがあります。

また、同様にメールマーケティングで行われる手法としてステップメールもあります。

ステップメールとは、ユーザーごとの状態に合わせて内容を変えたメールを送信することです。

  • LPのみ訪問したユーザー
  • LPから商品詳細を開いたユーザー
  • 商品詳細から商品をカートに入れたユーザー
  • カートから注文を完了させたユーザー

例えば、ECサイトを訪れたユーザーの中でも上記のように様々な状態が考えられます。

  • LPのみ訪問したユーザー:おすすめ商品の紹介
  • LPから商品詳細を開いたユーザー:商品の競合比較
  • 商品詳細から商品をカートに入れたユーザー:注文が完了していない旨の連絡
  • カートから注文を完了させたユーザー:注文のお礼と別商品の紹介

このように、状態によってユーザーが必要としていると思われる情報を送り、注文まで促したりリピーターになってもらえたりするように誘導することが狙いです。

メールマーケティングのメリットとして、必要なものが配信システムと効果検証ツール程度のため低コストで始めることができるという点が挙げられます。

また、ステップメールのようにユーザーに合わせて細かいターゲティングも可能であるというのも優れている点です。

webマーケティングのその他の施策2:リターゲティング広告

一度webサイトを訪れたものの離脱してしまったユーザーに向けて同じサイトの広告を掲載する手法をリターゲティング広告と呼びます。

一度ECサイトで商品詳細まで見たものの購入には至らず、別のサイトを見ているときに同じECサイトの広告が出てきた経験のある人もいるのではないでしょうか。

これは、ECサイトを閲覧した際にCookie(クッキー)というサイトの情報が付与され、それに基づいて表示されるリターゲティング広告と考えられます。

サイトを訪問した9割のユーザーは離脱すると言われており、それらのターゲットが戻ってきてもらえるように広告を出すことは効果的です。

また、サイトを全く知らない新規ユーザーよりも一度サイトを訪れているユーザーの方が購入する可能性が高いため、費用対効果も良いと考えられます。

webマーケティングのその他の施策3:アクセス解析

広告配信などの施策の結果がデータで管理できるのがwebマーケティングのメリットの一つですが、その改善の要となるのがアクセス解析です。

解析ツールとして最もよく知られているのがGoogle Analytics(GA)です。

  • webサイトへの流入数(PV数)
  • 流入経路(検索流入、広告流入、SNSからの流入など)
  • 離脱率、直帰率

これらの数値を把握・分析することでwebサイトの改善点を洗い出したり施策の結果について判断したりすることができます。

Google Tag Manager(GTM)について

GAに関連して覚えておきたいのがGTMというツールです。

広告を掲載するときやGAでの計測を行うとき、webサイトに「タグ」と呼ばれる特定のコードを埋め込む必要があります。

サイトの構成が複雑になるとタグの埋め込みも煩雑な作業となりますが、GTMはタグの一括管理が可能になるツールです。

GAを利用する際はGTMについても使い方を見ておくと良いでしょう。

ヒートマップも効果測定によく使われるツールの一つです。

  • webサイト内でどの部分がよく読まれているのか
  • webサイトのどの部分でユーザーが離脱したのか
  • webサイトのどの部分をユーザーがクリックしたのか

これらのデータを集めることで、webサイトのどの部分がCVを阻害してしまっているのかを把握することができます。

最後に、MA(マーケティングオートメーション)ツールもwebマーケティングでよく使われるものの一つです。

  • 見込客を獲得する(リードジェネレーション)
  • 見込客の購入意欲を高めるよう育成する(リードナーチャリング)
  • 育成した見込客から購入の可能性が高い顧客を絞り込む(リードクオリフィケーション)

新規の見込客が商品を買ってくれるまでは上記のような流れを取りますすが、MAツールはこのプロセスを自動化することができます。

具体的には、社内外向けに以下のような機能を発揮することができます。

  • 見込客について情報を集積し、興味関心の高さを数値化する(スコアリング)
  • 見込客のスコアを元にメールを配信する
  • 見込客のスコアを元に適切な営業のタイミングを通知する

これらの機能により業務の効率化を図り、見込客に対しても適切なタイミングでアプローチをしかけることが可能になります。

webマーケティングのその他の施策4:CRM

CRMとはCustomer Relationship Managementの略で、顧客関係管理と訳されます。

基本的にユーザーと良好な関係を構築していくための施策全般を指しますが、狭義的に顧客情報を管理するためのツールを意味する場合もあります。

見込客や登録済みのユーザーが増えてくると、それぞれのユーザーの連絡先やどのような状態にあるのかなどの情報を管理することが煩雑になってしまいますが、業務の効率化や適切な顧客対応のためにはCRMが欠かせません。

顧客情報を管理して業務を効率化するためのツールならMAと一緒なのでは・・・?

このようにも考えられますが、CRMとMAでは目的が異なります。

  • MA:見込客を獲得・育成する
  • CRM:既存顧客との関係を構築・維持する

上記のように、CRMは自社の商品・サービスに対する既存顧客の関係性(エンゲージメント)を深めることに主眼が置かれています。

まとめ:webマーケティングの重要性を理解してマーケターになる

計画を練る男性

いかがだったでしょうか。

この記事では初心者の方向けにwebマーケティングの重要性や手順について紹介しました。

記事内で紹介した通り、インターネットが普及した現代だからこをwebマーケティングは重要視されており、実際にwebマーケティングを行う会社も増えています。

また、未経験でもwebマーケターになりたい、webマーケティングについて勉強したいという人もいるかと思います。

まずはwebマーケティングについて独学で学びたい!

このような方におすすめなのはGoogleデジタルワークショップです。

これはGoogleによって提供されているトレーニングコースで、デジタルマーケティングの基礎について学ぶことができます。

Googleのアカウントを持っていれば無料で受講することができるため、最初に取り組む勉強としておすすめです。

webマーケティングに関する資格を取りたい!

このような方にはGoogleアナリティクス個人認定資格の勉強がおすすめです。

アクセス解析ツールとして紹介したGAに関するコース・試験もGoogleによって提供されており、試験に合格することで資格取得となります。

GAはwebマーケターにとって馴染み深いツールのため、勉強しておいて損はないでしょう。

webマーケティングに関する資格としてはウェブ解析士もよく知られています。

これは一般社団法人ウェブ解析士協会によって提供されており、webマーケティングにおける用語、分析方法、改善手段について学ぶことができます。

学習テキストや資格の受験には費用がかかりますが、実務的な資格として知られているため転職などでも役立てることができます。

webマーケティングの経験を積みながら勉強したい!

最後に、このように考えている人には実際にサイトを立ち上げてみることをおすすめします。

本やweb記事、YouTubeなどで最低限の知識をつけたら自分のサイトを作ってみましょう。

サイトにどのようなコンテンツを載せるか、サイトへの流入データを元にどのように改善をしていくのかなど実際のwebマーケティング企業が行っているものと同様のプロセスを体験することができます。

webマーケティング会社への就職・転職を考えている人も自分でサイトを立ち上げたというエピソードを披露したりや実際のサイトを提出したりできれば面接で大きな武器になるでしょう。

この記事がwebマーケティングに関心のある皆さんの参考になることを祈っています。

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